毎週 100円 のおこづかいで切手コレクションを作っていきます。
実は先週は忙しくてブログを更新する事ができませんでした。そこで今週はたまった100円もあわせて切手市場で200円買った切手を紹介します。
これは今から四年前の2010年9月21日(平成22年)に発売された、日本切手「航空100年記念」です。この切手は日本の飛行機を描いた切手で最上段の三枚が戦前の飛行機。残り7枚が戦後の飛行機です。零戦などの戦闘機は含まれていません。
この切手は郵便局で買ったら10種で800円なのですが、今回は使用済みということで10種で200円でした。使用済みを僕が好きな理由は安いというのも一つの理由ですが、もう一つは、使用された場所や時期を消印から読み取るのが面白いという事もあります。
最上段の一番右側の切手は、「武生 22 10.10 12-18」とお読めます。武生は、「たけふ」と読んで、福井県武生市の武生郵便局で使用された事が分かります。また、この切手は2010年9月21日(平成22年)に発行されたのですが、使用されたのはその一ヶ月後であることも分かります。
この切手セットを販売していた人からは、「記念切手の使用済みは発行されてから何年もたってからの使用済みよりも、発行されて一年以内、できれば当月の物が人気があるんだよ。」と教えてもらいましたから、まずまずの使用済みだと思います。
一つ残念なのは消印の向きが切手の向きとあっていないことですが、次に紹介する切手はそれもクリアしています。
最下段左の切手で、「高崎 22 11.14」と読めます。発行後二ヶ月以内の使用例で、群馬県高崎市の高崎郵便局で使用された事がわかります。
この切手セットは、これらの使用済みを一種一枚ずつ、紙から水はがしして、切手の図案名称等を印刷したリーフに貼付けて販売されていました。だから200円のうち、手間賃が100円以上かかっているのだそうです。切手市場には、一種5-10円で紙付き使用済み記念切手を販売するコーナーもあって、そこで頑張って10種類さがせば、100円未満のお小遣いで同様のセットを作る事もできます。
今回は使用済み切手セットを買ってみました。未使用切手セットよりも遥かに安いのではありますが、更に安い買い方も分かりましたので、やはりお小遣い節約のため、次回は、セットを買うよりも手間がかかっても、よりたくさん切手を買える買い方に戻ろうと思います。