短期集中連載「買った切手の整理・保管方法」の第四回です。
これまでの三回を通して、クリアフォルダーやファイルケースを使用した、切手の分類・保管方法を案内しました。これらはすべて100円ショップで買う事ができるため、誰にでも入手しやすいので、まずは説明をしたのです。
ところで、100円ショップや町の文具屋さんには売っていない、切手整理専用文具の中でも皆さんに紹介したい物がいくつかあります。今日はその中からストックリーフをご紹介したいと思います。
ストックリーフは、切手整理専用の文具ですので、さすがに切手専門店でないと販売していません。ストックリーフとは、切手を収める為の横向きのビニールが何段かついた用紙の総称で、以下の写真の様に使用します。
何枚もの切手を袋に入れておいても、買ってからしばらく経つと自分が何を持っていて何を持っていないか分からなくなってしまいます。しかし、正しく分類した上で、ストックリーフに整理しておけば、自分の持ち物が一目で分かります。
ちなみに、このストックリーフですが、日本で販売されている物は主に台紙の色が白で、用紙左部にバインダー用の三穴が空いており、A4サイズと比べて、縦が短く横が長いものが多いようです。
ストックリーフは、これまでの連載で紹介してきた、クリアフォルダーやファイルケースに入れる事をお勧めします。三穴の空いているリーフは三穴バインダーにも格納できますが、三穴バインダーは新品で1000円近くしますので、現時点ではお勧めしません。
なお、気になるストックリーフの価格ですが、10枚で600円とそれなりに高いです。切手展等では二割引のお店もありますので、探してみてください。
明日は、ストックリーフの代わりに使えるヒンジをご紹介したいと思います。