毎週 100円 のおこづかいで切手コレクションを作っていきます。
小学校四年生は、理科の授業で、星座の勉強をします。昔の人は、夜空の明るい星に注目して、その集まりを色々な人や動物、道具に見立てて名前をつけていました。
星座は全部で88個あり、日本からはおよそ50個の星座をみる事ができます。
2011年(平成23年)から発行が始まった日本切手の星座シリーズは、ホログラムがきらきら光るかっこいい切で、既に40種類が発行されました。でも、一枚80円なので、全部買うと3,200円もかかってしまいます。
と思い諦めて切手市場を歩いていたら、「あれ?」星座シリーズ10種類セットが200円で売られてる。お店の人と話したところ、郵便に使われた使用済みなので安く提供できるとのことでした。そして更にこう言われました。
「封筒にはった切手を水につけて、よけいな紙をはがして、一種一枚ずつ十種類まとめている手間賃がかかるんだよね。だから、このセットは1枚20円なんだ。でも、きみが自分で、あの山から探したら一枚10円で買えるよ。」
指の先には、切手の山が。ここには最近の記念切手の使用済みがたくさんありました。あれほど欲しかった星座シリーズも沢山。そこで自分の誕生日のやぎ座のふくまれる第2集を揃えてみることにしました。
20分程、大人の切手コレクターさんたちに混じって探していました。隣のおじいさんが時々、「星座切手」があると、「ほら星座だよ!」と渡してくれました。「ありがとうございます」といって、自分が探している第2集だったら、買う物に加えるようにしました。その結果、どうしても見つからない「みずがめ座」以外は全部集まりましたので、お店の人に言って、お金を払いました。90円でした。