毎週 100円 のおこづかいで切手コレクションを作っていきます。
前回のU小判切手に続く時代の切手である菊切手を一枚10円で売っているお店から探してみました。
菊切手は、今から百年以上前の明治32年以降に発行された切手で、18種類あります。逆立ちしても一枚10円で買えない切手もあるのですが、(特に8銭が高いらしい)カタログ価格50円の切手も多いので、10円で切手を販売しているお店のストックブックを見ると、入手できる事もあります。
今回はそんな中から8種類入手できました。
左の灰色の切手は半銭切手なのですが、同じ灰色で5厘切手というのもあり、そちらは半銭よりも珍しいそうです。
消印は、半銭切手が東京局、緑の2銭切手は、横浜局と読めますね。
黄色の5銭切手は、上総国(現在の千葉県)の湊局と読めます。
青色の10銭切手は局名は読めませんが、他の消印と違って、ローマ字の消印です。お店の人に聞いたところ、これは外国郵便用の消印で、当時は現代と違い、外国とのやり取りはごく一部の人や会社しかしていなかった時代だったそうです。
全部で80円でした。残りの10種はカタログ値も高いのでパスする事にします!