ジュニアの為の切手収集雑誌(フリーペーパー)「stamp club」(スタンプクラブ)の2014年号が、本日無事に印刷会社で完成しました。
今後、各博物館や切手のフリマ・切手商および切手展で無料配付を行う予定です。
第一弾として3/3からの郵政博物館での配付が決定いたしました。入場口で配付予定ですので、ジュニアの皆さんは是非 stamp club をもらいに、郵政博物館に遊びにいきましょう。
毎週 100円 のおこづかいで切手コレクションを作っていきます。
前回、前々回と明治時代の切手を買ってみましたが、ちょっとデザインが単一でつまらないなーと思い、カタログをめくっていたところ、昭和切手が色々なデザインがあり、楽しそうに感じましたので、切手市場の10円ストックブックから探してみました。
昭和切手は、昭和12年から発行された普通切手で、その内昭和15年までに発行された切手を第一次昭和切手と分類しており、全部で19種類あります。使用済みのカタログ価格は、5円切手が一番高いのですが、数種類を除けば何とか一枚100円以下で買えそうです。今回は初回なので、一枚10円で買う事ができるものを探しました。
2銭乃木希典 3銭水力発電所 4銭東郷平八郎 5銭上高地の大正池 7銭金剛山
10銭日光東照宮陽明門 20銭富士山と桜 25銭法隆寺 30銭厳島神社 50銭鹿苑寺
以上の10種類です。合計100円で買えました。
買った後にお店の人からアドバイスをもらいましたが、「図案がよく見える切手が欲しいか」それとも「消印がよく見える切手が欲しいか」どちらかに決めてコレクションを作ると、並べてみた時に奇麗に見えるとのことでした。
また、10円で買っているうちはまだいいけれど、自分のおこづかいとして多くのお金を出す時には、買う切手が「目打がしっかりしているか?」「用紙が折れていないか?」「用紙が汚れていないか?」「用紙の紙が薄くなったりしていないか?」等に気をつけて、完全な物(パーフェクトコンディションのもの)を買った方があとで後悔が少ない、と言っていました。
毎週 100円 のおこづかいで切手コレクションを作っていきます。
前回のU小判切手に続く時代の切手である菊切手を一枚10円で売っているお店から探してみました。
菊切手は、今から百年以上前の明治32年以降に発行された切手で、18種類あります。逆立ちしても一枚10円で買えない切手もあるのですが、(特に8銭が高いらしい)カタログ価格50円の切手も多いので、10円で切手を販売しているお店のストックブックを見ると、入手できる事もあります。
今回はそんな中から8種類入手できました。
左の灰色の切手は半銭切手なのですが、同じ灰色で5厘切手というのもあり、そちらは半銭よりも珍しいそうです。
消印は、半銭切手が東京局、緑の2銭切手は、横浜局と読めますね。
黄色の5銭切手は、上総国(現在の千葉県)の湊局と読めます。
青色の10銭切手は局名は読めませんが、他の消印と違って、ローマ字の消印です。お店の人に聞いたところ、これは外国郵便用の消印で、当時は現代と違い、外国とのやり取りはごく一部の人や会社しかしていなかった時代だったそうです。
全部で80円でした。残りの10種はカタログ値も高いのでパスする事にします!